エレピアコンチェルト
エレピアコンチェルトとは
エレピアコンチェルトとは、『エレクトーンとピアノでコンチェルト』のこと。ピアノが主役=ソリストで、エレクトーンがオーケストラのパートを1台(1人)で弾く、2人でできるコンチェルト(協奏曲)です。
音大での指導経験から、ピアノを習う子には、小さい時からアンサンブルをさせてあげないとかわいそうなことになる!と痛感しました。
どんな楽器を演奏するにも『アインザッツ(歌い始め、奏し始め)』を人と合わせることは、大変重要です。
だから、一人で弾くことがほとんどのピアノを習い始めたばかりの子どもにこそ、それを体験させたい、素敵な伴奏付けて弾かせてあげたい、アンサンブルの楽しさを味わって欲しい、発表会ではお客さまにも楽しんで頂きたい、そんな想いで生徒一人一人のために編曲したものです。
ピアノパートは奏者のレベルに合わせ、本当に易しい片手だけのものから易しい両手、ブルグミュラーやソナチネ程度のものまで様々なレベルに対応しています。
アンサンブルは連弾など、ピアノだけでもできますが、エレクトーンを使うことで、オーケストラサウンドや、さらに多彩な音色に包まれて弾くことができます。エレクトーンと一緒に演奏する事で曲のイメージは大きく膨らみ、想像力も豊かになります。そして文字通り『息を合わせる』事で『アインザッツ』が自然に身に付き、それはピアノの演奏にも反映され、結果『音楽的』な演奏に繋がります。
相手の音をよく聴くことで『聴く耳』も育ちます。さらに、相手と協力して演奏する事で、人が生きてゆくのに最も大切な思いやりや協調性・責任感なども養われます。この作品には、そんなたくさんの想いが詰まっています。普段のレッスンに、発表会に、ぜひご活用下さい。
楽譜を販売しております
楽譜を購入ご希望の方は、下記の「楽譜購入」からご注文ください。
お問い合わせ内容欄に、ご希望の曲名をお書きのうえ送信してください。お支払い方法、お届け方法をメールにてご案内いたします。
価格:¥600/1曲(エレクトーンのレジストデータ付き)
但し、クレメンティ:ソナチネOp.36-1、クーラウ:ソナチネOp.55-1の2曲は、全楽章一括で ¥1,000となります。
子どものうたや童謡によるもの
←YouTube画面右上のここをクリック(タップ)しますと、曲目リストが表示されますので、お聴きになりたい曲を選んでお聴きください。
1 | きらきらぼし(ハイドン風) |
片手だけで弾ける極めて易しいピアノパート。ハイドンのびっくりシンフォニーを下敷きにしている。 C-Major 転調なし。 |
2 | メリーさんのひつじ |
片手だけで弾ける極めて易しいピアノパート。 C-Major→G-Major→C-Major 間奏はシューベルトの子守歌。 |
3 | かえるのうた |
片手だけで弾ける極めて易しいピアノパート。 C-Major 転調なし。 |
4 | ひげじいさん |
片手だけで弾ける極めて易しいピアノパート。 G-Major→C-Major→F-Major→G-Major 1コーラスごとに伴奏のリズムが変わってゆく。 |
5 | ぞうさん |
両手で1本のメロディーを弾くピアノパート。 お母さん象と子象の会話という設定でバロック的な伴奏。 C-Major→G-Major→C-Major |
6 | ふしぎなポケット |
両手で1本のメロディーを弾くピアノパート。 C-Major 転調なし。古典派のコンチェルトスタイル。 |
7 | どんぐりころころ |
片手だけで弾ける極めて易しいピアノパート。サルサのリズムに乗って陽気に。途中、げんこつや手のひらで自由に弾く即興部分あり。 C-Major→F-Major→A-Major どんぐりは、南の島に辿り着いた模様。 |
8 | ぶんぶんぶん | 易しい両手用に書いてあるが、片手でも弾けるピアノパート。C-Major→F-Major→C-Major |
9 | むすんでひらいて | 易しい両手用に書いてあるが、片手でも弾けるピアノパート。古典派のコンチェルトスタイル。C-Major 転調なし。 |
10 | ちょうちょ |
易しい両手のピアノパート。モーツァルト風でカデンツ付きの古典派のコンチェルトスタイル。 C-Major→a-minor→A-Major→F-major→C-major |
11 | チューリップ |
易しい両手のピアノパート。モーツァルト風でカデンツ付きの古典派のコンチェルトスタイル。 C-Major→a-minor→C-major |
12 | こぎつね | 易しい両手のピアノパート。“きつね”と言えば“たぬき” エレクトーンで「証城寺の狸ばやし」が絡み、きつねとたぬきの化かし合いという設定。C-Major→D-Major→C-Major |
13 | アビニョンの橋の上で | 易しい両手のピアノパート。途中、即興で色々な動物が橋を渡る場面では、クラスター(げんこつ、手のひら、ひじなど)を使う。C-Major 転調なし。 |
14 | キラキラ星(スターウォーズ風) |
易しい両手のピアノパート。星→宇宙→スターウォーズという連想から、どことなくスターウォーズを感じさせるアレンジ。前半は戦争、後半は平和が蘇った宇宙という設定。C-Major→D-Major |
15 | ゆうやけこやけ |
易しい両手のピアノパート。ゆったりしたテンポで、美しい夕焼けを描いている。G-major→C-Major→E♭-Major→C-Major |
16 | リパブリック讃歌 |
易しい両手のピアノパート。オルガンと金管の荘厳なサウンドに包まれる。C-Major→A♭-Major→F-Major |
17 | ヤンキー・ドゥードル | 易しい両手のピアノパート。グレン・ミラーの「茶色の小瓶」を下敷きにしたビッグバンドのイメージのスウィングジャズ。F-Major |
18 | 聖者の行進 |
易しい両手のピアノパート。デキシーランドジャズ。C-Major→A-Major |
19 | よろこびのうた | 易しい両手のピアノパート。冒頭は原曲に忠実なクラシック。後半は16ビートで盛り上がる。 |
20 | 大きな栗の木の下で | 易しい両手のピアノパート。ラテンのリズムに乗って、変拍子やテンポの変化が楽しいアレンジ。ピアノパートは、C-Major→F-Major→C-Major 間奏部分は、4つの調に転調してゆく。 |
21 | わらべうたコンチェルト | 日本のわらべうた6曲を使って組み立てた和風のアレンジ。琴、能管、小鼓、大鼓、掛け声など邦楽器の音をふんだんに使っている。 |
ピアノ曲によるもの
←YouTube画面右上のここをクリック(タップ)しますと、曲目リストが表示されますので、お聴きになりたい曲を選んでお聴きください。
1 | バイエルコンチェルト 第1楽章 | バイエルの曲を主題にしたソナタ形式 Allegro |
2 | バイエルコンチェルト 第2楽章 | バイエルの曲を主題にした複合三部形式 Adagio |
3 | バイエルコンチェルト 第3楽章 | バイエルの曲を主題にしたロンド形式 Allegro |
4 | バイエルロンド | バイエルの曲を主題にしたロンド Allegretto |
5 |
ギロック:ガラスのくつ |
ピアノパートは原曲通りで、2回繰り返す。 |
6 | ペッツォルト:メヌエット G-Dur |
ピアノパートは原曲通り。バロックの室内楽の楽器編成で伴奏を付けてあります。 |
7 | バルトークコンチェルト | ミクロコスモス1巻の6曲をメドレーにして、バルトーク的な伴奏を付けました。 |
8 | T.エステン:人形の夢と目覚め | ピアノパートは原曲通り。掛け合いの部分を挿入して、コンチェルトらしくしました。 |
9 | Concerto in a | アラベスク(ブルグミュラー)とバイエルNo.91を合成した自由な形のコンチェルトです。 |
10 | ブルグミュラー:アラベスク | ピアノパートは原曲通りです。 |
11 | ブルグミュラー:狩 | 17〜18Cの貴族のスポーツとしての狩をイメージして編曲しました。ピアノパートには、途中にオリジナルな挿入部分があります。 |
12 | ブルグミュラー:天使の声 | 教会での祈り、天上から降り注ぐ歌を連想して見ました。ピアノパートには、途中にオリジナルな挿入部分があります。 |
13 | ブルグミュラー:貴婦人の乗馬 |
17〜18C、フランスの貴婦人が馬に乗ってお散歩中、馬が突然暴れ出し、落馬してしまう。絶望するが気を取り直して再び乗馬を楽しむ。というストーリーにしました。 |
14 | クレメンティ:ソナチネ Op.36-1 第1楽章 |
導入部を付け加え、部分的に掛け合いにするなどして、コンチェルトらしい形に再構築しました。 ピアノパートは、原曲通りです。 |
15 | クレメンティ:ソナチネ Op.36-1 第2楽章 |
導入部を付け加え、部分的に掛け合いにするなどして、コンチェルトらしい形に再構築しました。 ピアノパートは、原曲通りです。
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16 | クレメンティ:ソナチネ Op.36-1 第3楽章 |
導入部を付け加え、部分的に掛け合いにするなどして、コンチェルトらしい形に再構築しました。 ピアノパートは、原曲通りです。
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17 | クレメンティ:ソナチネ Op.36-3 第1楽章 |
導入部を付け加え、部分的に掛け合いにするなどして、コンチェルトらしい形に再構築しました。 ピアノパートは、原曲通りです。
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18 | クレメンティ:ソナチネ Op.36-3 第2楽章 |
導入部を付け加え、部分的に掛け合いにするなどして、コンチェルトらしい形に再構築しました。 ピアノパートは、原曲通りです。
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19 | クレメンティ:ソナチネ Op.36-3 第3楽章 |
導入部を付け加え、部分的に掛け合いにするなどして、コンチェルトらしい形に再構築しました。 ピアノパートは、原曲通りです。
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20 |
クーラウ:ソナチネ Op.55-1 第1楽章 |
導入部を付け加え、部分的に掛け合いにするなどして、コンチェルトらしい形に再構築しました。 ピアノパートは、原曲通りです。
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21 | クーラウ:ソナチネ Op.55-1 第2楽章 |
導入部を付け加え、部分的に掛け合いにするなどして、コンチェルトらしい形に再構築しました。 ピアノパートは、原曲通りです。
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22 | クーラウ:ソナチネ Op.55-2 第1楽章 |
導入部を付け加え、部分的に掛け合いにするなどして、コンチェルトらしい形に再構築しました。 ピアノパートは、原曲通りです。
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23 | クーラウ:ソナチネ Op.55-2 第2楽章 |
導入部を付け加え、部分的に掛け合いにするなどして、コンチェルトらしい形に再構築しました。 ピアノパートは、原曲通りです。
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24 | クーラウ:ソナチネ Op.55-2 第3楽章 |
導入部を付け加え、部分的に掛け合いにするなどして、コンチェルトらしい形に再構築しました。 ピアノパートは、原曲通りです。
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25 | モーツァルト:ピアノソナタ K.545 第1楽章 |
導入部を付け加え、部分的に掛け合いにするなどして、コンチェルトらしい形に再構築しました。 ピアノパートは、原曲通りです。
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